差動入力、シングルエンド出力のアンプ回路が必要になるケースは少なくない。そこで、焦点となるのが消費電力とコストだ。これらを抑えて実現するには、どのような方法が良いのだろうか。
このような質問が寄せられたのは、1967年の創刊以来、信号処理システムの設計に活用できる回路やシステム、ソフトウェアに関する提案や解決策、洞察を提供し続けている技術情報誌「アナログ・ダイアログ」だ。アナログ・デバイセズの最先端の信号収集/信号処理技術について理解するための入り口としての役割を担いつつ、高性能のアナログ処理、デジタル処理、ミックスドシグナル処理に向けた製品や、システムソリューション、アプリケーション、設計技術に関する有用なリソースとなっている。
本資料では、先述の難問について同社の技術者が答えた解決策を、回路図や入出力電圧グラフも交えて紹介する。