BUILTでは、建設業界のテーマを設定して、定期的に読者アンケートを実施しています。今回は、TechFactoryと共同で2025年2月27日~5月9日に調査した「建設DXはなぜ進まない? 現場DXの実態調査」のレポートを公開します。建設DXがなぜ浸透しないのか、その根底にある課題と期待されているICTツールとは何かを深掘りしています。
調査結果をみると、建設DXに「既に取り組んでいる」と回答したのは約45%で、半数以上がまだ取り組めていない状況が明らかになりました。
DXに踏み切れない理由としては、「デジタル人材の不足」の他に、「社内意識の低さ」+「従来のやり方で満足」+「業界特有の商習慣」などの旧態依然とした企業姿勢が挙がっています。
また、導入済みのツールについては、「うまく使いこなせない」(41.7%)が突出した結果となり、建設DXが浸透しない要因が浮き彫りとなりました。
【調査レポート要旨】
・半数以上がまだ建設DXに未着手
・DXの遅れは施工段階がトップ
・BIM、現場管理アプリ、AIに期待感
・調査分析
・総評