シャープ福山レーザーは、事業所のセキュリティを外部の警備会社に委託していた。しかし、「人」中心のセキュリティには限界があり、さまざまな課題が浮上していた。例えば、警備員の巡回では、同じ時間帯に発生する別の場所での事象を把握することが難しく、対応が後手に回ることも少なくなかった。また、人手不足の影響により、運用コストは増加傾向にあった。このような状況を受けて、同社は、セキュリティ機器を活用した新たな運用に踏み切った。
複数の製品を比較検討した結果、高機能カメラを備えた統合型プラットフォームの導入を決定した。このプラットフォームは、人物の行動や車両の移動を映像分析によって効率的に調査できる追跡機能や、リモートでの施錠・開錠を含む入退室管理機能を備えている。さらに、全ての機能および製品ラインを一元的に管理できる。
このプラットフォームの導入により、映像の追跡調査が効率化された上、セキュリティ運用にかかるコストは従来の10分の1まで削減されたという。本資料では、同社の導入事例を紹介する。