建設業界ではBIM(Building Information Modeling)の普及が進んでいる。そのため製造業においても、BIMへの対応によって、業務プロセスや業績に大きく影響する可能性がある。例えば、エスカレーターの設計において2D図面の設計変更が発生した場合、改めて最初から3Dモデルを作成しなければならない。しかし、BIMの手法を適用すれば、2D CADのデータ変更をすぐさま3Dモデルに反映させることができる。
また、「LOD(Level of Development)データ作成のたびに外注コストが発生する」「元請会社との3Dでの連携がうまくいかない」といった課題も散見される。しかし、「BIMの実践には3Dへの完全移行が不可欠」という思い込みや、「既存の2D資産が不要になる」という不安から、BIMの導入をためらうケースもあるだろう。
そこで本資料では、製造業でBIMを実践する際に生じる代表的な3つの課題とその解決策についてマンガも交えて分かりやすく紹介する。また、解決に当たっては3D CADを使用するが、同ソリューションが2Dとの併用において、どのようなメリットをもたらすかについても解説する。