自動車や産業機械などのメーカーは、設計/開発のプロセスにおいてさまざまな悩みを抱えている。例えば、車の周囲における空気の流れなどをコンピュータ上でシミュレーションする際のワークフローでは、CADを使って形状を作成したあとに、別のソフトウェアでメッシュを作成する。
その後、別のソフトウェアで解析し、さらに別のソフトウェアを使って結果を評価する。このように複数のソフトウェアを使い分ける必要があるため、データの受け渡しが煩雑になるケースも少なくない。他にもCADデータのサーフェス修正を行う必要性に迫られたり、解析に専門的な知識やノウハウが求められたりと、さまざまな課題がある。
本資料では、有限体積法による流体解析機能を軸にした統合型のCAE(Computer Aided Engineering)ソフトウェアの特長を解説している。CADによる形状の作成やメッシュの作成、解析条件の定義、解析の実行、結果の評価がワンストップで行える上、流体だけでなく、熱伝導/燃焼/熱輻射など、複数の物理現象も同時に解析できる。CADデータのサーフェス修正機能も備えている実力を、ぜひ確かめてほしい。