真のデータドリブン文化を醸成、住友ゴム工業に学ぶ製造DX実現の鍵

　住友ゴム工業は、「あらゆるビジネスの現場でデータドリブンな意思決定が行われること」を目標にDXを推進している。BIツールによるデータの可視化をはじめ、同社は早くから製造DXに取り組んできたが、この過程において、データのサイロ化が進行するとともに、増加し続けるデータに対する処理の負荷も高まっていた。

　これらの課題を解消するために、同社は社内外に存在する膨大なデータを一元的に蓄積・管理できるデータ基盤の構築に踏み切った。製品選定に当たっては、データ格納および処理実行のスピード、さらに、ユーザビリティを重視。また、データ基盤の構築と並行して、DX人材の育成にも取り組んだ。DXを進める上で必要な知識やマインドセット、事例などを学習し、真のデータドリブン文化の醸成も図っている。

　本資料では、同社の事例をもとに、DX実現の鍵を探る。どのような製品を活用してデータ基盤を構築したのか、また、どのような人材育成プログラムを実践しているのか。同社の取り組みを詳しく紹介しているので、DXを進めていく際の参考にしてほしい。