1946年の創業以来、水処理エンジニアリングの総合企業としてさまざまな水のニーズに応えてきたオルガノ。近年では、超純水製造装置を強みとし、グローバル市場への展開を積極的に進めている。台湾に現地法人として設立した、オルガノ・テクノロジー有限公司を含め、半導体メーカーとのビジネスを拡大している。
一方で、半導体ビジネスにおいては「スピード感」が課題となる。プラント設備においても設計から施工まで、これまでのビジネスとは比較にならないほどの短い納期が求められる。とりわけ、半導体産業が発展している台湾においては、この要求に応えられなければ、ビジネスの成功は望めない。
このような状況に対応するため、台湾現地法人では、プラントエンジニアリングのプロセス全般にわたる設計・施工データの3D化とデータ管理の改革に着手した。具体的には、3D CADやBIMツールなど複数の製品を導入し、納期短縮に大きな効果を上げているという。本資料では、数値も交えた具体的なメリットに加え、今後の競争力強化戦略なども示されている。