2025年6月1日に改正労働安全衛生規則が施行し、職場の熱中症対策が義務化になりました。違反者には、6カ月以下の懲役または50万円以下の罰則が科されます。熱中症死亡者数が全業種で突出して多い建設業では、いまや現場での対策が必須事項となっています。
2025年は群馬県伊勢崎市で日本の過去最高気温となる41.8℃を記録するなど、「猛暑」を上回る40℃以上の「酷暑」が連日続きました。日本気象協会によると、9月以降も全国的に平年より高い気温となる見込みで、厳しい暑さが続くことが予測されています。
そこで今回のブックレットでは、建設現場で作業員の熱中症を確実に防ぐ、2025年版の建設ICTや対策事例を紹介します。
【主な収録記事】
・残暑を乗り切るアクティオの”熱中症対策”製品群
・熱中症対策義務化へ照準 ワークマンの新素材ウェアと冷暖房服
・大型ファンで省エネも両立した屋内の猛暑対策
・建設現場に仮設全館空調、大林組