企業や自治体が保有する設備や機器、配管、建屋、道路など事業活動を支える資産は「アセット」と呼ばれる。これらの老朽化や故障のリスクを抑えつつ、パフォーマンスとコストを最適化するには、ライフサイクル全体を通じた戦略的な管理が欠かせない。しかし、Excelや部門ごとの属人的な管理では限界があり、統合的なアセットマネジメントが求められている。
中部電力パワーグリッドでは、約3400万件に及ぶ送配電設備の情報を一元管理するため、国内外で多数の実績を持つエンタープライズアセットマネジメント(EAM)基盤を採用した。これにより送電/変電/配電情報を統合し、効率的な資産更新を実現している。クラウドサービスであるため、初期投資を抑えつつ、段階的に導入を進められる点も評価された。
本資料では、同基盤の特長や導入事例を紹介するとともに、EAMをスモールスタートから展開するメリットを紹介している。アセットの管理に課題を抱える企業にとって、持続的にリスクを抑え、資産価値を最大化するための具体的なヒントが得られる内容だ。