クラウドカメラで物流業界はどう変わる？　導入事例に学ぶ業務改善のヒント

　ECの成長により宅配個数が増加し、人手不足も深刻化している。誤出荷時の事実確認やバースでのトラック滞留、マテハンラインのチョコ停とその原因究明など、物流業界の現場には課題が多い。労働環境の改善や作業の標準化が求められる中、手作業中心だった業務のデジタル化が加速し、クラウドカメラの導入が広がっている。

　クラウドカメラは防犯だけでなく、遠隔臨場や安全管理を少人数で行えるため、業務状況や災害時の把握、映像分析によるレイアウトや人員配置の改善、イレギュラー時の原因特定、マニュアル動画の作成などに活用されている。このクラウドカメラを活用して、MonotaROではチョコ停の原因を特定し、人件費削減を実現した。

　また、トーヨーカネツでは、技術者の現場間移動が減り、若手技術者も安心して業務に取り組めるようになった。本資料ではこのようなクラウドカメラの導入事例を紹介している。加えて、遠隔での現場臨場や会話に適した携帯用ウェアラブルカメラと、アプリによるPTZ操作やGPSの機能を備え、IP66の防水防塵により屋外設置も可能な固定設置用カメラの特長についても解説しているので、ぜひ確認してほしい。