製造、検査、研究などの工程において、加工対象物の変質を防ぐには高精度な温度・湿度管理が不可欠だ。しかし一般的な全体空調では、製造工程や装置によって異なる温度・湿度・クリーン度の要求に対応するのは困難だ。また、建設コストや電力コストも増大する。
これらを解決するのが、「局所空調&局所クリーン」をコンセプトとする精密空調機だ。空調したい箇所をブースなどで囲い、精密空調機を接続するだけで、高精度な恒温・恒湿環境を構築可能。工事不要なので、短納期で導入できる。また、空調する範囲が限られているため、全体空調と比較して電気代を約90%削減できる。
環境面においても、地球温暖化への影響が低い冷媒を採用しているため「フロン排出抑制法」の対象外であり、定期点検や点検整備記録保存などが不要となる。さらに、高精度ながら、従来の電熱式ヒーターを全く使わない完全ヒーターレスとインバーター制御(省エネモード時)により、従来比最大88%削減という超省エネ性能も実現している。ぜひ資料で詳細を確認してほしい。