日本のIoT市場は急速に拡大しており、その通信を支えているのが無線通信技術だ。IoTに用いられる無線通信規格は数多く存在するが、今、注目されているのが「LTE Cat.1」だ。2030年までの通信規格別セルラーM2Mモジュール市場を予測した調査によれば、他の規格が横ばい、もしくは減少傾向にある中で、LTE Cat.1 bisは主流規格として市場拡大をけん引する存在になると想定されている。
LTE Cat.1 bisは、2G/3Gと比べてデータ通信速度が高速であり、3Gと同等あるいはそれ以上の通信サービスを実現する。さらに、世界各地でのローミングが可能な他、低消費電力かつ低コストといった利点も備えている。本資料では、LTE Cat.1 bisに準拠した通信モジュールを紹介する。国内の主要4大通信事業者の全LTEバンドに対応しており、従来のコンパクトなフォームファクターを維持しつつ、3G製品との互換性も確保している。
また、DFOTA(Delta Firmware Upgrade Over-the-Air)をサポートしている他、オプションとしてWi-Fiスキャン機能の搭載も可能だ。省電力性能も特筆すべき点であり、この点については、ぜひ資料で確認してほしい。