2025年は埼玉県八潮市の道路陥没事故をはじめ、インフラの老朽化が社会問題として改めて注目されました。これを受けて国土交通省は「上下水道DX 技術カタログ」を整備し、AIやドローンなど、維持管理へのデジタル技術導入を後押ししています。
民間企業でも、高速道路や橋梁(きょうりょう)、ダム施設といったインフラ点検に加え、建物の調査を含む多様な現場でドローンの活用が広がっています。人が立ち入りにくい場所や、安全確保が課題となる環境での点検にドローンを生かす取り組みが着実に進みつつあります。
そこで今回のブックレットでは、2025年にBUILTが配信した点検DXニュースの中から、ドローンが関わる記事を中心に動向を振り返ります。
【主な収録記事】
・国交省が「上下水道DX 技術カタログ」にドローンなど45技術を追加
・レインボーブリッジで夜間災害を想定したドローン点検実証
・球体ドローンで地下ピット検査を遠隔化、清水建設