業界特化型 技術・製品情報サイト
  • MONOist
  • EE Times Japan
  • EDN Japan
  • スマートジャパン
  • BUILT

アナログ・デバイセズ株式会社

技術文書・技術解説

アナログ・デバイセズ株式会社

いい加減な設計だと性能を出し切れない逐次比較 ADCのAINとREF入力

コンテンツ情報
公開日 2026/02/12 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 22ページ ファイルサイズ 4.17MB
要約
いい加減な設計だと性能を出し切れない逐次比較 ADCのAINとREF入力
 本稿は、逐次比較型ADC(SAR ADC)において「データシート通りに使っているのに性能が出ない」という現場で頻発する課題を、AIN(アナログ入力)およびREF(基準電圧入力)の駆動インピーダンスという視点から、体系的に解説した3部構成の技術資料だ。

 前編では、SAR ADCの入力はサンプリング・コンデンサーが直結しているという基本構造に立ち返り、LSB/2精度まで充電するために必要な理論条件を整理する。中編では、18ビット・5MSPSのAD7960を用い、AIN駆動抵抗を段階的に変化させた実測により、わずかなインピーダンス差がSNRや歪み特性に与える影響を、FFT結果から明らかにする。後編では、REF入力に焦点を移し、基準電圧の駆動インピーダンスやデカップリング条件が、ADC全体の性能にどのように影響するかを検証する。

 SAR ADCの性能を規定する入力回路設計の要点と設計上の限界条件について、理論と実測の両面から言及している。