産業機器や組み込みシステムで採用されているSoC(System on a Chip)は、マルチコアでHPC(High Performance Computing)クラスの計算能力を備える製品が一般化しつつある。このような中で、従来は複数の制御ユニットに分散していた機能を1つのコントローラーに統合する“集約化”の動きが広がっている。
そこで注目されているのがハイパーバイザー技術だ。これは、単一のプラットフォーム上に複数の独立したOS環境(ゲストOS)を安全かつ効率的に共存させる技術を意味する。「筐体数や配線の削減によるコスト/電力の最適化」「信頼性の要求水準が異なるシステムの安全な分離」「ハードウェアの品種変更への柔軟な対応」といったメリットがある。
本資料は、ハイパーバイザー技術の基本やメリットを解説するとともに、リアルタイムOSをベースにし、Type 1(ベアメタル型)とType 2(ホスト型)の両方の特徴を持つ「Type 1.5」とも呼べる独自の構造を備えた仮想化基盤を紹介する。「VirtIOやパススルーによる柔軟なI/O仮想化」「セキュリティゲートウェイ構成によるセキュリティ対策」といった機能も紹介しているので、併せて参考にしてほしい。