住宅内の設備や家電が各種デバイスと連携し、相互に協調して住環境全体を管理するスマートホーム。しかし、2026年現在の日本国内では、スマート化をうたう製品は限られており、多くが専用アプリケーションを必要とするなどスタンドアロンの状態にある。
相互接続にはMatterやMQTTといった通信プロトコルの活用が必要だが、これらを動かすために本格的なOSを採用するとコストが跳ね上がるため、普及価格帯の製品では難しい。そこでリソースの限られたマイコン(MCU)が広く使われているが、「通信プロトコルスタックの追加に伴う開発/検証工数の増大」「10年以上という製品寿命の長さゆえの技術の陳腐化」が大きな課題となっている。
本資料では、このような課題を解消するものとして、多様なマイコンやOSに対応し、ハードウェア環境からアプリケーション層を分離した開発を可能にするフレームワークを紹介する。これにより搭載マイコンを変更しても容易に対応できるため、部品調達の選択肢が広がる。住設/家電のスマート化を進めるにあたり、開発基盤の選択に悩んでいる企業はぜひ参考にしてほしい。