コンテンツ情報
公開日 |
2013/05/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
20ページ |
ファイルサイズ |
4.79MB
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要約
「機能安全規格」とは、安全な製品を開発するために有効と考えられる管理や手法適用を定めたもので、安全に関係する事項を極力網羅的に検討・考慮し、安全な製品の開発を促すために考えられた規格である。
あなたはこの規格について、正しく理解したうえで製品開発が出来ているだろうか?
機能安全規格は1990年代末に欧州を中心に策定され、2005年ごろから日本国内でも注目されはじめた。この規格は国際規格である「IEC 61508」をベースとしており、製品カテゴリごとに“専用の規格”が策定されている(製品カテゴリごとに内容は多少異なる)。
現在、自動車業界で対応が求められている「ISO 26262」も、IEC 61508から派生した自動車分野向けの電気・電子システム(E/ES)に関する機能安全規格として位置付けられている。
今回、本稿では機能安全基本規格IEC 61508をベースに『機能安全』の基礎と、準拠・適合のポイントについて解説していく。