コンテンツ情報
公開日 |
2013/06/12 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
435KB
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要約
ISO26262 規格では、ソフトウエアの相互干渉による危険性を抑制するメカニズムが説明されているだけでなく、複合システムでASIL(Automotive Safety Integrity Levels、自動車の安全要求と安全対策を指定する指標)をどのように計算するかが記載されている。
異なるASILレベルを持つ複数のコンポーネントから構成される複合システムでコンポーネント間の相互干渉を防ぎ、ISO26262に準拠した安全なシステムを実現するには、干渉とは何かを理解すること、そして干渉を防ぐための設計技法についての理解を深める必要がある。これらの技法にはオペレーティング システムの力を借りなければならないものと、アプリケーション レベルで組み込み可能なものがある。本稿では、コンポーネント間干渉とは何か、そしてどういった技法で干渉を防ぐことが可能となるのかを解説する。