製品価値向上のためにOA機器メーカーが選択した「試作プロセス」とは

　XYZ軸制御技術をコアにしたものづくりで成長を続けるローランドディー.ジー.株式会社。主力製品である業務用大型インクジェットプリンターは、グローバルでも市場をリードしている。

　一方で、中国などの後発メーカーを含む競合他社の追い上げも厳しく、市場ポジションを守るためには付加価値の高い製品作りが欠かせない。そんななか、新たな価値提供を目指す「次世代ブランド」製品の開発が始まる。

　新製品開発は時間とコストとの戦いとなるが、そこでひとつの鍵を握るのが試作プロセスだ。今回インクシステムの機構設計にあたった上田尚樹係長（R&D本部）は、以前利用したことのあるプロトラブズの試作サービスに目をつけた。

　本資料では、開発のスピード化、市場競争力の向上を目指して採用された「オンライン試作サービス」の利便性と重要性を語っていただいた。