工場、倉庫、労働者を“見える化”し、生産現場の業務効率を劇的にカイゼン

　インフォアは、企業が立案した生産計画と、生産現場における実際の活動状況を同期して、生産計画と実行状況の乖離（かいり）を埋めるソリューション「Infor Factory Track」を提供。同ソリューションは、「Shop Floor」「Warehouse Mobility」「Time Track」と呼ばれる3つのモジュールで構成される。

　Shop Floorでは、生産現場におけるワークセンター業務の自動化を支援し、現場の可視性向上、労働状況のトラッキング、関連メモ／文書照会などの機能を実現。工業用タッチスクリーンデバイスなどでこれらを操作できる。

　Warehouse Mobilityでは、リアルタイムの在庫管理（資材の移動と管理）により、倉庫業務の簡素化を実現する。ハンディターミナル向けにWebブラウザベースのアプリケーションを提供。UI／UXを向上させ手入力によるエラー回避を実現し、バーコードスキャニングやラベル印刷機能などを備える。

　そしてTime Trackでは、労働と勤怠管理に関する機能を提供。労働時間や勤務状況の処理を効率化し、監督者は容易に従業員の勤怠状況を把握できる。また給与計算アプリケーションとのデータ連携機能も備える。

　これらはインフォアの開発ツール「Infor Mongoose」で構築されているため、ユーザーはMongooseを使用して、要求にマッチした機能を容易に開発できる。