製造業界必見、7つの成功事例に学ぶ失敗しない「EDI」導入のポイント

　紙の帳票処理や手書きFAX業務などからの脱却を目指してEDI（電子データ交換）導入を模索する企業にとって、海外拠点の基幹システムとのEDI接続や流通BMSへの対応など、越えなければならないハードルは高い。一方で、2024年にはINS回線が終了するため、旧来のEDIを利用している企業はその対応を急ぐ必要がある。

　そこで参考にしたいのが、クラウドEDIサービスの導入によって成功を収めることができた7社の事例だ。大手スーパーマーケット、ネットショップ運営、大手菓子製造販売、電子部品用化学品製造など、さまざまな業種の7社は、抱えていた課題をどのように改善したのか。

　例えば、煩雑な受注形態が原因で、業務負担や作業ミスが発生していた化学品メーカーでは、EDIにより受注形態を一元化し、得意先がカタログ情報や納期・出荷状況を確認できるようにした。これにより顧客満足度が向上、システム運用全体の負荷も軽減されたという。他にも、海外拠点とのEDI接続や、INS回線廃止に伴うEDIの環境変化に対応した事例も紹介されているので、ぜひ確認してもらいたい。