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日本電気株式会社

事例

日本電気株式会社

設備の稼働状況を可視化、ものづくりのスマート化を実現するIoT活用術

多くの企業がデータを活用したものづくりのスマート化に取り組んでいるが、生産設備から収集するIoTデータは形式の混在や粒度の問題により、そのままでは利用できないケースも多い。活用のためには、有効なデータ基盤が必要だ。

コンテンツ情報
公開日 2022/01/12 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 921KB
要約
 生産設備やMES(製造実行システム)などから収集するIoTデータは、形式の混在や粒度の問題により、そのままでは利活用できないケースも多い。セラミックの絶縁特性を生かした自動車用スパークプラグなどの製品で知られる日本特殊陶業は、10年ほど前にデータによる生産状況の見える化にチャレンジしたが、当時の仕組みでは結局人手による確認作業が必要となったため、実用化に至らなかった。

 しかしIT技術が格段に進化した今、同社は再びIoTデータによる生産性向上の推進に取り組んだ。その際にデータ基盤として選んだのが、ものづくりを自ら実践するメーカーが提供するIoTプラットフォームだった。

 同プラットフォームの導入効果は大きく、多種多様な形式のデータを一元的に収集・蓄積できるようになり、さらにはBIツールとの連携でデータ解析やトレーサビリティー照会の見える化も実現した。生産設備の総合稼働率の5%向上など、目に見える効果を享受できた同社では、工場の現場の意識も変わりつつあり、スマート化に向けた改善活動がさらに加速しているという。本資料で、同社の取り組みの詳細を確認してほしい。