正しく“技術”を伝えるには？　製造業が見直すべき「技術の伝え方」について

　新人の指導では、「人によって教え方が異なるため新人の理解が進まない」といった課題をよく耳にする。製造業のような複雑な作業工程がある現場ならなおさらで、そのせいで品質にばらつきが生じ、生産性に悪影響を及ぼすこともある。

　一方で指導担当者も、新人の理解が進まないため何度も同じことを教える手間が生じ、「本来の業務に時間を割けない」という悩みを抱えることが多い。これらの課題を解決するにはマニュアルの活用が有効だが、作成しても「文字ばかりで読みにくい」「更新がされていない」「欲しい時にすぐ見つからない」といった理由で活用されないケースも少なくない。

　そこで注目したいのが画像や動画を使ったマニュアルの活用だ。本資料には、画像や動画を利用したマニュアルを簡単に作成・共有・運用・管理できるシステムが紹介されている。動画だけでなく画像も併用できるのがポイントで、例えば動画で作業手順の流れをつかんでから、実作業の合間に画像で確認する、といった使い方ができる。新人と指導担当者双方の悩みを解決する教育でも利用できるマニュアルについて、ぜひとも学んで欲しい。