技術文書・技術解説
プロトラブズ合同会社
射出成形で起こりがちな設計データと成形品のギャップ、どう解消すべきなのか
コンテンツ情報
公開日 |
2022/05/10 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
15ページ |
ファイルサイズ |
687KB
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要約
射出成形は、製品の試作や小ロット生産などで欠かせない手段の1つだ。そのため現在では、どれだけ高精度で成形品を作ることができるか、いかに短納期で実現できるかが、組織の差別化要因、競争優位性となっている。しかし現実には、金型の設計データと実際の成形品のギャップが生じるケースも散見される。
成形品の精度と短納期を両立させるためには、3D CADツールを使った金型の設計段階で、肉厚の均一化を図り、成形品のそりやヒケを防ぐなど、留意すべき幾つかのポイントがある。また材料となる樹脂についても、その機械特性や物理特性、耐薬性、耐熱性、耐電性などの要件を考慮した上で選定しなければならない。
射出成形において起こり得るミスやムダは「設計段階から防ぐ」ことが重要であるといえる。本資料では、その失敗例や原因をイラストを添えて解説している。また、射出成形の基本的な仕組みから、推奨肉厚、表面仕上げ、公差、樹脂選定など、要素ごとに押さえておくべきポイントについてもまとめられており、設計初心者にとっても分かりやすい内容となっている。