コンテンツ情報
公開日 |
2022/07/29 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.19MB
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要約
特殊車両の設計・製造において、業界トップクラスのメーカーとして知られる東京特殊車体。製造現場主体で製作する柔軟性を強みとする一方、現場確認が必要な設計担当者や、各工程からの相談などに対処する製造部管理職の業務負荷の高さが大きな課題となっていた。
こうした問題に対し、解決手段として同社が注目したのが、スマートフォンに対応したAR(拡張現実)ソリューションだった。スマートフォンのカメラでリアルタイムに共有した映像に矢印や記号などを3Dで重ねて表示することができ、製造・保守など指示する側とされる側の双方が直接位置を示せるため、ミスや手戻りの大幅軽減が期待できた。また、運用デバイスが普段から使い慣れているスマートフォンであることに加え、イニシャルコストなどの負担が少ないことも大きな魅力だった。
導入後は、設計担当の現場対応を2割ほど削減しながら、製造現場における情報共有の精度向上も実現し、同時並行的に対応できる車両数が増加したという。またテレワーク化の推進に役立ち、人材流出防止にも貢献するなど、多くの効果をもたらした同ソリューション。その導入メリットについて、本資料で詳しく紹介する。