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京セラ株式会社

製品資料

京セラ株式会社

車載電装品の封止工程自動化に貢献するCIPG工法に適したUV LED光源とは?

車載電装品が複雑化したことで、ガスケット部材装着作業の所要時間増大が問題となっている。そのため自動化が可能なUV硬化型液状ガスケット(CIPG)の採用が進んでいるが、乗り越えるべきハードルも多い。解決策を提示する。

コンテンツ情報
公開日 2022/11/22 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 459KB
要約
車載電装品の封止工程自動化に貢献するCIPG工法に適したUV LED光源とは?
 車載電装品の組付け作業では、ガスケットが使用されている。従来は成型ガスケットを使用していたが、手作業による装着が必要で人件費削減のハードルとなっていたため、現在は自動化が可能な液状ガスケット、特に開封後も再密閉が可能なUV硬化型液状ガスケット(CIPG)の採用が進んでいる。

 しかしCIPGは塗布・硬化処理が必要となり、また硬化処理のUV光源として使われる高圧水銀ランプは水銀の使用や高い電力消費、寿命の短さなどが課題となっていた。そこで脚光を浴びているのが、UV LED光源だ。

 本資料で紹介する製品は、酸素で硬化が阻害されるというUV硬化樹脂の特性に対し、窒素ガスを吹き付けて酸素濃度を低下させることで硬化時間の大幅な短縮を実現。さらに空冷式を採用することで水冷配管が不要であり、光源ユニットは小型、軽量。ロボットアームに搭載して動かしながらのUV照射も、比較的容易に実現可能となるUV LED光源について解説する。