水銀規制や消費電力などの環境対策で、UV光源の新たな選択肢として注目されるUV LED光源。多くのUVランプに比べて高効率な発光デバイスであるが、投入電力の約70%が熱に変換されるため、放熱手段が欠かせない。選択肢として冷却効率が高いのは水冷方式だが、冷却水の循環制御が必要となるため設置・保守の手間や水漏れの懸念が残る。
もう一方の空冷方式は本体のみでシステムが完結するため、扱いやすさや省スペース性の面で優れるものの、冷却効率の制約からピーク照度の課題がつきまとう。さらに光源周辺の気温が高い場合などでは冷却不十分で性能が低下する懸念もある。空冷方式で期待した性能が実現できなかった際に、後から水冷方式に切り替える困難さも問題になる。
こうした中、空冷方式でありながら、ピーク照度で水冷と肩を並べるUV LED光源が登場している。これまでのイメージを覆す製品スペックをどのように実現したのか、本資料でその理由を確かめてほしい。