民間単独でのロケット開発に挑戦し、ついに宇宙空間に到達したインターステラテクノロジズ。同社のビジネスでは限られた時間の中で機械部品と電子機器を設計する必要があったため、開発初期から3D CADや電子設計ソリューションを導入した。これらのツールのおかげで、北海道本社と東京支社といった異なる拠点でメカ、エレ部品の設計データをリアルタイムに共有することができるようになった。さらに3Dプリンタを組み合わせてプロトタイピングを行える業務プロセスを構築している。
また、一度飛ばすと回収できないというロケットの特殊性から机上でのシミュレーションは特に重要となるためCAE(Computer Aided Engineering)も活用し、強度や振動に対する解析を行っている。本資料では同社の取り組みとともに、それを支えるツール群について詳しく紹介する。