デジタルトランスフォーメーション(DX)の本質は、デジタル技術を活用して顧客に付加価値を提供できる組織・文化を創り続けることにある。組織・文化を創るのは「人」であるため、人材なくしてDXを実現するのは不可能といえる。しかし、DX人材は市場全体で枯渇しており、外部から確保するのは難しい状況だ。
そのため、社内人材の育成に注力する企業が増えているが、知識習得がゴールとなってしまい、DXアイデアの創出につなげられていないケースは多い。こうした状況に陥らないためには、人材育成のゴールが「DXアイデアの創出」および「プロジェクトの立ち上げ」であることを、全社の共通認識として理解しておく必要がある。
本資料では、DXの本質を「持続的な変革」であると指摘した上で、その実現における人材育成の重要性を提起している。また、DX人材育成で目指すべきゴールについて、先行企業の事例を交えながら解説する他、DX研修選びのポイントについても触れているので、参考にしてほしい。