デジタル画像市場をけん引する存在として期待が高まるCMOSイメージセンサー(CIS)だが、最新のデジタルカメラやスマートフォンなどで使用するには高解像度・高フレームレートが求められる。これを実現するには、設計検証の過程で直面する課題を幾つも乗り越えなければならない。
そこで重要となるのが検証方法だ。ノイズやパフォーマンス、パワーなどで求められる要件が満たされていることを確認するには、「パフォーマンスをキャラクタライズするピクセルレベルの検証」「列回路を構成するアナログ読み出し信号チェーンの検証」「モードを変えながらのフルチップレベル検証」という3つの段階で検証する必要がある。
本資料では、最初の2段階でアナログ回路シミュレーションプラットフォームを、また3つ目の段階では次世代ミックスシグナル検証プラットフォームを導入し、課題を解決していく方法を解説している。検証精度を維持したまま大幅な高速化を実現したその実力を、ぜひ確認してほしい。