人手不足や長時間労働の慢性化が大きな課題となっている建設業界。労働時間の上限規制をはじめとする「2024年問題」への対応の観点からも、業務効率化や生産性向上が必須の取り組みとなっている。その推進は、建設工事の現場だけでなく、営業活動にも求められることだが建設業界の生産性は全産業の平均よりも低く、いかに効率化を図るか頭を悩ませている企業も多いだろう。
まず、営業現場における課題を確認してみると「アナログな業務環境により案件情報が属人化している」「商談を進めるためのキーマンや担当者の情報が分断し、効果的なコミュニケーションが取れない」などが挙げられる。そのため、例えばスーパーゼネコンと比べて案件の獲得が課題となりやすい、準大手や中堅の企業であれば、案件管理にフォーカスした取り組みを進めるのも一手だ。
そこでSFA(営業支援)やCRM(顧客関係管理)などを活用して、顧客情報やプロジェクト情報、従業員情報などを集約し、課題を解決することが有効といえる。本資料では、建設業界を取り巻く環境の変化や、営業現場における課題を確認しながら、営業DXの必要性とその推進に有効な統合基盤を紹介する。