従業員の高齢化や若年入職者の減少という、構造的な問題を抱える建設業界。担い手の確保・育成はもちろんのこと、DX推進による現場の生産性の向上が必要不可欠な取り組みとなっている。こうした状況下で、建設業界のDXはどの程度進んでいるのだろうか。
139社を対象に行った調査によると、業務効率化と施工管理をテーマにDXやシステムの導入を推進している割合が高く、具体的には書式の統一や書類のデジタル化を通じて、作業時間の短縮といった効果につなげているようだ。一方で、「DXのナレッジがない」「業務が忙しくDXに着手できていない」「経営者が無関心」「DXの戦略がない」など全社体制の障壁もあり、DXやシステムの導入が徐々に進んではいるものの、まだまだ限定された範囲にとどまっている実態が見えてきた。
本資料では、同調査の結果を基に、建設DXの現状と課題をさらに詳しく見ていく。また、これらの課題を解決し、建設業界のDXをサポートする製品も紹介している。自社の取り組み状況と比較するとともに、DXを推進・実現するための有力な選択肢としてぜひ参考にしてほしい。