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日本電気株式会社

事例

日本電気株式会社

国内主力工場のMESを統合、生産資源融通を実現するOKIのものづくり基盤強化事例

環境変化への対応力強化を目指し、DX戦略の一環として各工場のMES統合に乗り出した沖電気工業。複数工場の生産リソース可視化をはじめ、業務プロセスの約7割の統合、保守の内製化などさまざまな成果を挙げている。

コンテンツ情報
公開日 2024/01/11 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.11MB
要約
国内主力工場のMESを統合、生産資源融通を実現するOKIのものづくり基盤強化事例
 1881年の創業以来、社会のインフラを支える製品・サービスを提供してきた沖電気工業。同社では環境変化への対応力強化としてDX戦略を策定した。その柱の1つである「ものづくり基盤強化」において、複数ある工場の生産リソースや生産状況を1つの工場として可視化し、需要変動への対応力を強化する「バーチャル One Factory」を立ち上げた。

 実現のポイントとしては各工場の生産業務プロセスの標準化と生産リソースの可視化に加え、保守の内製化も狙う。そこで導入したのがMES機能を持つIFS社の製造業向けERPに、導入支援パートナー企業独自のテンプレートを盛り込んだソリューションだ。業務遂行上の機能要件に対するRFI(情報提供依頼書)ベースの網羅率が79%に及んだ点、さらにパートナー企業の自社導入を含む豊富な実績も決め手となった。

 全面運用の開始後、各工場のMES統合により人・設備・資材などの最新状況を同じ鮮度と粒度で把握できるようになったほか、オペレーションの集約で業務プロセスの約7割の標準化も進んだ。業務整理での対話を通じて横のつながりが増えたことも大きな成果だという。本資料では同社の導入事例を詳しく紹介する。