さまざまな製品が小型化・軽量化する中、SoC(System on Chip)開発の重要性が高まっている。一方で、信頼性の高いIPがどれか分からない、費用負担を抑えてIPにアクセスしたいという学術研究機関は多く、「結果が出るまでに時間がかかってしまい、研究に専念できない」という声も聞かれる。
そこで登場したのが、世界有数の半導体企業が提供するSoC設計ポートフォリオに無償でアクセスできる、学術研究機関向けの技術支援プログラムだ。そのメリットは、商業的実績のある技術によって短時間で研究成果を最大化する点にあり、充実したワールドワイドのエコシステムは、研究の影響力強化をサポートしてくれる。
実際、これらの相乗効果により、SoCの総開発コストを約40%削減した組織もあるほどだ。さらに、メンバーシップ契約は簡単かつシンプルで、入会費用だけでなく、研究・教育・トレーニング目的のライセンス料金やロイヤルティーも無料。大学においては、学生の就職面で大きなメリットをもたらすだろう。 本資料でその詳細を見ていく。