設計開発現場において、さまざまなIPを試したいと考えるエンジニアを悩ませるのが、IPのライセンスコスト問題だ。例えば、グローバルな半導体専業メーカーのヌヴォトン テクノロジージャパン(NTCJ)では、実設計データを使ったIP評価において、検討しているIPの分だけライセンス費用が発生するため、チップの最適設計に向けたIPの試行ができないという悩みを抱えていた。
そこで採用されたのが、80超のIPへアクセス可能な、新たなライセンスモデルだ。テープアウトした段階で初めてライセンス費用が発生するため、支払いを先送りできることにより、コストの課題は解消。また、一度契約すれば現場で直ちにIPをダウンロードして評価に利用でき、事務処理も簡略化されるため、開発リードタイムも大幅に短縮された。
本資料では同社に加え、国内屈指のASICリーディングカンパニーであるメガチップス、IoT&AIソリューションベンダーのNSWの事例の他、海外事例も含め、このライセンスモデルの特長を紹介する。LSI設計の自由度を高めつつ最適化したい企業は、必見の内容だ。