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シーメンスEDAジャパン株式会社

技術文書・技術解説

シーメンスEDAジャパン株式会社

DDR4メモリの性能を最大化する、プリント基板設計において重視すべき点とは

電子システムに採用されるメモリ規格として主流になりつつあるDDR4。DDR4の特長は大容量データを高速かつ効率的に処理できる点だが、その性能を最大限引き出すためには、特に電源供給や熱管理の面での適切な基板設計が必須となる。

コンテンツ情報
公開日 2024/04/04 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 17ページ ファイルサイズ 3.44MB
要約
DDR4メモリの性能を最大化する、プリント基板設計において重視すべき点とは
 電子システムに採用されるメモリの規格として主流になりつつあるDDR4。このDDR4の最大の特長は、大容量データを高速かつ効率的に処理できる点にあり、処理速度のさらなる向上を求めるユーザーニーズにマッチするものといえる。その一方で、DDR4向けのプリント基板設計においては、その性能を最大限引き出すことに苦労しているという声も多い。

 いくらDDR4自体の性能が高くても、基板のシグナルインテグリティが低ければ当然、十分な性能を発揮できない。また、DDR4を高速動作させるには電源供給も安定させなければならず、配線やプリントレイアウトの最適化設計も必須となる。高速動作には発熱も伴うため、プリント基板レベルでの熱設計も適正化しなければならない。

 本資料では、DDR4向けのプリント基板設計における電源供給ネットワークの開発およびテストプロセスにフォーカスし、高精度なシミュレーションによってプロセスを合理化するソリューションを紹介している。このソリューションによるシミュレーションと、実測値の比較も掲載されているので、参考にしてほしい。