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技術文書・技術解説

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あわや大規模リコール、被害を最小限に抑えたサプライチェーンの仕組みとは?

事業では緊急対応を迫られる場面が少なくない。ある製造業では、部品不足からイレギュラーな調達をしたところ、品質基準以下の部品が混入。あわや大規模リコールという事態に直面した。その被害を最小限に抑えられた理由は何だったのか。

コンテンツ情報
公開日 2024/04/23 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 4ページ ファイルサイズ 230KB
要約
あわや大規模リコール、被害を最小限に抑えたサプライチェーンの仕組みとは?
 製造業では、需要の急増などで原料不足や部品不足に陥ることがよくある。そして、その緊急対応が、大規模な製品リコールを招くこともある。緊急事態から取引実績のない企業から調達した部品が、品質基準を下回るものだった、といったケースだ。

 実際、その事態に陥った製造業向け機器メーカーを救ったのは、デジタル化されていたサプライチェーンシステムだった。同社は、以前から制御システムとITシステムを統合し、全拠点の生産データを集約し、サプライチェーンの状況を定量的に把握できる環境を構築していたのだ。そのおかげで、品質基準以下の部品が使われたプリント基板ユニットの種類、使われた製品のカタログ番号を特定できたという。

 もし同社がサプライチェーンの透明性を確保できていなかったら、その部品を利用した日付範囲内に生産された全製品を回収せざるを得なかったはずだ。本資料では、同社のケースを詳しく取り上げ、サプライチェーンの価値向上につながる透明性確保のポイントを探る。