【はじめての障害者雇用】よく直面する課題と5つの解決策を紹介

　2024年4月、改正障害者差別解消法の施行によって、障害者・健常者が共に納得する合理的配慮の提供が義務化された。これに伴い、企業は「障害者雇用の定着率の低さ」「受け入れ体制の整備」「適切な業務の割り当て」といった課題に直面している。現在、企業には採用した人材と受け入れる側双方が快適に働ける環境整備が求められている。

　その推進のポイントの1つが、社内の理解を得ることだ。障害者雇用を強化する方針と背景を発信し、従業員の理解を得ることが重要になる。また、適切な業務を任せられず、障害のある人の能力を生かせない場合がある。能力を発揮できる業務と、対応が難しい業務を分けられていないと、業務の遂行は困難だからだ。それを解決するために、依頼する業務の洗い出しが大切である。加えて、その業務をマニュアルにすることで、教育体制を整え、誰でも業務が実行しやすい状態にすることが重要だ。

　本資料では、障害者雇用に関する課題の解決策を上記に加え、助成金・支援金の活用や、サポート体制といった5つの視点で解説する。障害者雇用の課題を解決し、誰もが働きやすい職場を形成するためにもぜひ参考にしてほしい。