コカ・コーラ製品のボトラーであるコカ・コーラHBCでは、毎年20億ユニット以上のケースを販売している。同社の配送センターでは従来、ピッキング作業にパレットジャッキに搭載したタブレット端末と、RFスキャナーを使用していた。そんな中、物流プロセスの最適化と顧客サービスの向上を目指し、新たな技術を検討することとなった。
そこで、ピッキング品質とパレット梱包の精度向上を実現すべく選ばれたのが、作業手順をデジタル化するツールとスマートグラスだ。これにより、作業者の視界にアイテムや場所、数量が表示されるようになった上、パレット上のQRコードをスマートグラスのカメラでスキャンすることで、ピッキング位置が正しいかどうかも確認できるため、両手が自由な状態で作業に集中できるようになった。
導入後は、現場の負担を最小化しながら、ピッキングのパフォーマンスが6~8%向上。100%の精度を目指せるようになった他、従来と比べて設備投資も改善し、従業員体験の向上にもつながっているという。本資料で、その全貌をぜひ確認してもらいたい。