モノづくり企業の後進育成の課題、技術・技能伝承がうまくいかない要因と解決策

　製造業を中心に後進の育成が大きな課題となっており、「ベテラン技術者の暗黙知を形式知化する」「座学とOJTを実践する」など、技術・技能の伝承に向けたさまざまな取り組みが推進されている。しかし、実際に取り組んでみると、うまく進まないケースが多いという。

　まず、その要因から確認していくと、伝承すべき技術と対象者の洗い出しができていないことが挙げられる。自社にとって重要な技術・技能は何か、その重要な技術・技能を誰が持っていて、現時点で誰がどの程度引き継いでいるのかといった要素を把握できていなければ、適切な計画は立てられない。また「管理者が技術・技能の伝承の必要性を理解していない」「指導に時間を割けない」「教える側・教わる側のモチベーションが不足している」といったことも課題になりがちだ。

　本資料では、技術・技能の伝承に関する専門家の監修のもと、技術・技能の伝承における主な課題を5つ挙げるとともに、それらの解決策を分かりやすく解説する。併せてスキルを可視化して、こうした課題を解消する製品も紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。