製造業向けメディアのMONOistが実施した「CADの利用動向に関する調査」(調査期間:2024年5月)では、製造業に従事する会員/読者を対象に、設計業務におけるCADの利用状況や課題を調査した。
調査では2D/3D CADのそれぞれに関する利用状況や2Dから3Dへの移行状況、リプレイスやバージョンアップに関する意向、利用しているCADツールの種類などをヒヤリングした。「完全に移行した」というユーザーが15.2%、「移行はほぼ完了しているが、2次元の運用も残っている」という回答が30.3%、「移行途中」が11.5%となり、6割弱が3D CADを利用している結果となった。
調査ではこの他に、設計業務において感じる課題の解決方法や、今後の設計者に求められるスキルなどについてもヒヤリングを実施。設計現場のリアルな声と概況が把握できる調査レポートとなっている。