多くの製造現場では、生産性を高めるためにマニュアル整備に取り組んでいるが、なかなか思うような成果が挙げられていない。これにはマニュアル作成の負荷が高く、そもそも整備が進みにくい上、内容が難解であったり、紙媒体中心のために更新・改廃が困難だったりといった問題がある。
こうした問題の解決には、マニュアル作成ツールの活用が効果的だ。ビジネスソフトより簡単に、画像・動画を使った分かりやすいマニュアルを作成できる。テンプレートが豊富なツールを選べば、マニュアル品質のばらつきも防げるだろう。最新版の確認や保管場所の統一がスムーズになる他、キーワード検索で見たい情報をすぐに見つけられる点も魅力だ。
本資料で紹介するツールは、こうした特長を備える上、マニュアルをQRコードでも管理できるため、現場に設置して必要な情報にすぐアクセス可能な環境を整備できる。研磨剤メーカーのMipoxでも、このツールを活用して新人教育に掛かる時間を1週間から1日に短縮し、ISOドキュメント運用も効率化できたという。こうした事例を交え、マニュアル改善のポイントを詳しく紹介していく。