中期経営戦略で掲げた顧客体験(CX)と従業員体験(EX)の高度化の実現に向け、変革に挑み続けるNTTグループ。さまざまな取り組みを実践する中、「自らのDX」を進める第一弾として決裁プロセスの刷新に取り掛かった。これまで、115社あるグループ各社が独自の決裁システムを運用しており、入力や操作方法だけでなく決裁プロセスも、各社によって異なっていたという。
製品選定の際には、財務や調達、請求などの各システムとの連携を重視し、「グローバルスタンダードの基盤」「フルクラウドで利用できる」「マルチテナントに対応している」という点も条件とした。そして、これらの条件を満たす、あるデジタル基盤を導入する。その結果、17万人に上るグループ社員の業務の効率化に成功したという。
またシングルインプットでの同時処理を実現した他、決裁の承認フローを簡素化したことでガバナンスを確保しつつも業務効率と処理速度の大幅な向上につなげている。本資料では、同社の取り組みと、それを支える製品について詳しく見ていく。