運用監視をもっと的確に、システム障害を早期検知し影響を最小限にする方法

　システムの稼働状況を定期的に確認し、状態を把握するための運用監視。システムを滞りなく稼働させるための重要な業務であり、「システム障害」「サービス停止」などのリスクを軽減する役割を担う。万が一障害が発生した場合でも、早期検知ができる運用監視体制が整備されていれば、影響する範囲を最小限に抑えて素早い復旧対応が可能だ。

　運用監視体制を整える際は、5つのポイントを押さえることが重要となる。例えば、はじめに対象のシステムの特性を踏まえて運用・監視の方針を定義し、それに基づいて、体制の検討や運用監視の設計を行うのがよいだろう。その際には、ITサービスマネジメントの具体的な事例集である「ITIL」のプロセスをシステム運用に取り入れることで、業務プロセスの抜け漏れ防止や改善が期待できる。

　本資料では、運用監視体制を構築する際の5つのポイントを解説する。上記のような観点をはじめ、運用監視に不可欠なドキュメント類についても、整備すべき内容を紹介している。現状の運用監視体制に不安がある企業は、ぜひ参考にしてほしい。