ドイツに本社を置くシーメンスは、世界約29万3000人の従業員を擁するテクノロジー企業だ。同社のスマートインフラ部門は、エネルギー、建物、産業をつなぐためのさまざまなソリューションを一括提供できる、包括的なポートフォリオを有している。そんな同部門で、顧客へのサービス提供をより効率化するためには、社内業務を改善し、グローバル規模でのプロセスの統一化が極めて重要になる。
しかし、「分断されたシステム」「国際的に分散したチーム」「大規模かつ多様なプロジェクトの管理」「分断された技術がもたらすセキュリティリスク」などが課題となっていた。そこで同社は、グローバル規模での運用も可能な「コラボレーション型ワーク管理システム」を導入する。
本システムによって、チームごとの作業スタイルや要件、制約を考慮しつつ、グローバルな標準化が実現されたという。また、使いやすさも相まって、労働時間の大幅削減、ROIの最適化、そして一貫性と信頼性のある顧客ソリューションの提供ができるようになった。もちろん、セキュリティの面でも満足できているという。