動画マニュアルは、新人の教育工数削減などのため、多くの現場で活用されている。しかし、閲覧側は「動画を見ながらでは作業がしづらい」「再確認のため結局巻き戻している」といった負荷があり、作成側にも撮影・編集の手間がかかるなど、デメリットがある。少ない負担で、活用される動画マニュアルを作成するには工夫が必要だ。
そのためにはまず「動画」の特徴を認識する必要性がある。動画には動きや感覚を伝える効果がある一方、「理解してほしい、注意して欲しい」ポイントを見ないまま飛ばしてしまい、マニュアルとして価値が発揮されない、といった弱点も存在する。そのような部分は動画ではなく、静止画を利用するなど工夫することで閲覧の負荷を下げることが可能だ。
しかし、こうしたポイントを満たすマニュアルを作ろうとすると、作成者の負荷はどうしても高くなってしまう。総合的な観点で見れば、動画マニュアル作成ツールの導入を視野に入れておくとよいだろう。本資料では、動画マニュアル作成のコツを詳しく解説するとともに、その要点を押さえて動画作成・管理を助けるツールも紹介する。