食品業界においてもDXの必要性は高まっているが、変化に慎重な企業風土などが原因で、改革が進まないケースは多い。森永乳業も同様の課題を抱えていたが、持続可能な成長の基盤を築くため、第一歩としてIT部門におけるシステム運用業務の変革を進めることとなった。
そこで同社はまず、Excelの台帳をベースとした構成管理の課題を解消すべく、IT Operations Management(ITOM)を導入。保有するIT資産の情報を自動検出し、構成管理データベースを最新の状態に保つことで、約250時間の工数を削減した。加えて、IT Service Management(ITSM)を導入し、問い合わせ対応状況のセルフ確認を実現。これにより、年間約650時間もの工数削減が見込まれているという。
他にも、ワークフローや情報集約方針の標準化により、運用品質の均質化や、インフラ構築の自動化も進むなど、さまざまな効果が生まれている。本資料では、同社のDX戦略を加速するこれらのソリューションの実力を詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてほしい。