理系大学院生の採用において、初期配属の確約を求める傾向が強まっている。2026年卒業予定の理系大学院生を対象とした調査では、職種や勤務地の確約を条件に内定を承諾した割合が74%に上り、専攻別では情報系が最も高く83%を占めた。一方、確約がない場合は68.4%が承諾をためらうと回答している。この傾向は職種によっても異なり、研究・設計開発、ソフトウェア・AIエンジニア、データサイエンティストといった領域では約7割程度にとどまった。
確約を希望する割合は前年から5.7ポイント増加しており、企業側でも初期配属を確約する採用が広がりつつある。メーカーを中心に全体の約50%がすでに導入しており、今後も増加が見込まれる。一方、導入していない企業では、社内での説得や調整、不人気職種や地方勤務の採用が障壁となっている。
本資料では、このような理系大学院生採用の実態を解説するとともに、理系専門職の採用を効率化するサービスを紹介する。本サービスには国内理系大学院生の約50%が登録しており、母集団形成から魅力付け、内定承諾までを一貫して支援できる。