製造業において、品質管理やトラブルの再発防止に向け「なぜなぜ分析」を実施した経験のある方は多いだろう。トヨタ生産方式(TPS)における代表的な問題解決手法として知られ、「なぜ」を繰り返すことで問題の根本原因(真因)を追究する手法だ。
しかし、原因ではなく要因を挙げてしまい思考が拡散するなど、実践は思いのほか難しく、「使い物にならない」「迷路に入り込むだけ」と形骸化しているケースも少なくない。実際、正しい「なぜなぜ分析」を実践できている人はほんの一握りしかいないのが実情だ。
そこで参考にしたいのが本資料だ。トヨタ自動車で長年「なぜなぜ分析」の訓練指導者として現場教育に携わってきた有識者が、本来の考え方や基本の手順を分かりやすく解説する。実際にあった作業ミスの分析プロセスや事故の分析例も解説しているため、現場の問題解決力を高め、確実な再発防止へつなげるためのガイドとしてぜひ活用してほしい。